社会保険(健康保険や厚生年金保険)の申請の中に「マイナンバーと基礎年金番号が結び付いている被保険者」という文章がよく出てきます。結び付いていると添付書類が免除になったりとメリットがあるのですが、
そもそもマイナンバーと基礎年金番号が結び付いているってどういうことよ・・?
日本年金機構のサイトを確認してみましょう。
基礎年金番号とマイナンバーが結びついている厚生年金保険被保険者(以下「被保険者」という。)については、平成30年3月から住民票の異動情報を取得することにより氏名・住所変更届等の省略を開始しております。
※日本年金機構HPより
しかしながら、マイナンバーと基礎年金番号が結びついていない場合は、氏名等の変更情報が得られないため、被保険者の氏名等に変更があった際は、引き続き氏名・住所変更届等を提出していただく必要があります。
となっています。これをわかりやすくいうと、
マイナンバーを利用して住所変更とかは日本年金機構で把握できるから申請しなくてもいいよ。
でも日本年金機構が「マイナンバー」と「基礎年金番号」で同一人物と判断できない人は申請してね。
ってことのようです。(かなり大まか)
ではこの「マイナンバー」と「基礎年金番号」が結び付いているかどうかはどうやって確認すればよいのでしょうか。
「マイナンバーと基礎年金番号が結び付いている被保険者」の確認方法
ほぼ全ての被保険者は結び付いている
実はほとんどの社員についてマイナンバーと基礎年金番号は結び付いているといえます。実は会社宛てに、
- 平成29年12月
- 平成30年8月
に社員のマイナンバーを確認する資料が送られてきていました。表題は「マイナンバー等確認リスト」「マイナンバー未収録者一覧」となっていましたが、どちらもマイナンバーを確認する資料となっていたのですね。
「マイナンバー未収録者一覧」はその名前の通り、その時点でマイナンバーと基礎年金番号の結びつきが確認できていなかった者が記載されていました。
つまり・・
「マイナンバー未収録者一覧」に名前がなかった、もしくはその時に会社が回答していれば、社員全員のマイナンバーと基礎年金番号が結び付いているということになります。
本人は「ねんきんネット」「ねんきん定期便(ハガキ)」で確認できる
それでも本当にマイナンバーと基礎年金番号が結び付いているかどうかを確認したい場合、社員本人ならば「ねんきんネット」もしくは「ねんきん定期便」で確認することが可能です。
お客様の住民票コードの収録状況が「収録済」となっていれば結び付いていますね。逆に収録状況に(ー)と入っている場合は、結び付いていないということになります。